芝浦工業大学 工学部 物質化学課程・化学生命工学コース
北川理(有機合成化学)研究室

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研究概要

有機合成化学研究室

2008年4月にスタートした研究室です.
本研究室の主たる研究テーマは,新規な立体異性分子の創製と高選択的合成, ならびにそれらの合成化学的応用に関するものです.

ニュース

2025年09月
内堀真依さん(筆頭著者,本学修士2年生)と村手奈々実さん(本学卒業生)による”C–Nアトロプ異性N-(2-ハロフェニル)キナゾリノンの単結晶で検出されたユニークなハロゲン–π 相互作用”に関する共著論文が,Beilstein J. Org. Chem.誌(21巻pp 1748–1756,非中心性キラル化合物特集号)へ掲載されました.
2025年06月
王煜翔君(本学博士2年生,筆頭著者),楊玥さん(本学修士卒業生),中村洸友君(本学修士1年生)による“3位窒素原子上に2-ヒドロキシフェニル基を有するキナゾリノンのアトロプ異性と抗MRSA活性”に関する共著論文が J. Org. Chem. 誌(2025年90巻23号 pp 7930–7937)に掲載されました.本研究は東京薬科大学(中南先生,金子先生,矢内先生)との共同研究によって実現したものであり,感謝申し上げます.
2025年05月
王煜翔君(本学博士2年生)の研究課題が笹川科学研究助成(化学部門,採択率23.5%)に採択されました.おめでとうございます(受賞欄参照). 課題名:アトロプ異性3-アリールキナゾリン-4-オン誘導体の触媒的不斉合成と抗MRSA活性
2025年01月
渡邉ゆうかさん(本学修士2年生,筆頭著者),武詩絵さん(本学修士1年生),千田龍之介君(本学修士卒業生)による“遠隔位H/Dおよび12C/13C識別に基づく同位体アトロプ異性キナゾリノン”に関する共著論文が J. Org. Chem. 誌(2025年90巻1号 pp 784–793)に掲載されました.
2025年01月
Acc. Chem. Res.誌に掲載された(2021年 54巻 3号 pp 719-730)パーソナルアカウントが,2024年終了時点での高被引用論文(Top 1%)に選定されました.
2024年08月
当研究室で行なった“C–N軸不斉化合物の構造化学”に関する10年間の研究成果(パーソナルアカウント)をJ. Org. Chem. 誌のPerspectives(2024年89巻16号 pp 11089–11099)にて発表しました.
2024年07月
王煜翔君(本学博士1年生,筆頭著者),楊玥さん(本学修士2年生),本間大輝君(本学修士卒業生)による“3位窒素原子上に2-ピリジル基を有するキナゾリノン誘導体の動的アトロプ異性”に関する共著論文が J. Org. Chem. 誌(2024年89巻15号 pp 11072–11077)に掲載されました.

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